電子受領化が訪れました→IoTは利用できないと意味がない!
\ 弊社にもIoTの波がやってきました /
というか、聞いた話だとうちの会社昔からそういうの好きみたい。
過去にも早すぎて失敗したアイディアがたくさんあるそうで。
で、今回やってきたのは電子受領書にしようぜ!っていう改革。
そもそも、なにをするにしても(大きい会社だと仕方ないのかもしれないけど)、営業所との温度差があるように感じる。
こないだも考えてたけど、やっぱり現場で感じてることと本社で考えた机上の空論とでは差がある。
「残業を減らすために画期的なシステムを導入します!!20時でPCの電源きります!」って本社は案内してくるけど、結局こっちは20時で切れたPCの電源を付けなおして仕事するだけ。
で、今回は今まで紙で出力してた受領書を、電子化しましょうって新しくシステムが導入されたわけですが。
そもそも、うちの会社にはデジタルに苦手意識を持ってる人が多い。入社して「世の中のおじさんって、こんなにPCできないんだっけ??」ってびっくりしたほど。
エクセルで資料ひとつ作るにしても、
最後の1文が2ページ目になっちゃう!!!どうしよう!!!??
色が変えられない!!
式?なにそれ??
ってパニックになる人ばかり。
サイレンが見えるくらい、ほんとにパニックになってる。
そんなんだから、会社から貸与されてるガラケーがiPhoneになった時なんて阿鼻叫喚だったし。
電話の出方からロックの解除のしかたからぜーんぶ教えました。
で、今日からはじまった電子受領化。本社は
「社内のシステムに使い方の動画載せてます^^見て勉強してね^^」
って案内してるけど、おじさんたちはその動画までたどり着けない。
たどり着けても見方がわからない。
動画どこ!?音声がでない!!わからない!!
状態。
私も、出来る人からみたらくそみたいなレベルでしかエクセルだってワードだってつかえてないと思うけど。
そんな私だけど、電子受領化の恩恵は理解できる。
毎日大量に出力される受領書を管理するのはかなりのストレス。
それもちゃんと営業さんが提出してくれれば何の問題もなく連番管理できるけど、溜め込んじゃったり失くしちゃったりするし。
だから、システムとしてはありがたい。
でも、それを使えない人たちに与えられても、やっぱり使いこなせないのよね。
うちは規模としてはかなり大きい会社だし、きれいな都内のビルに毎日出社してる人たちは一流企業だと思ってるけど。
でも、まだまだ営業所では泥臭い仕事が求められてるし、何よりお客さんもまだまだデジタル化されてないんだよね。
FAXすら使いたがらないような人もいるし。
IoTって最近やたら目にする文字で、確かにとても便利になったと思う。
でも、それが利用できてるから便利に感じるわけであって、価値がわからなければ、ただ複雑なシステムが導入されたように感じてしまうだけなんだよなー。
私は間に挟まれてもどかしい気持ち。
しばらくは質問責めに遭う毎日になりそう。